御由緒
ご創立の年代は詳らかではありませんが、江戸時代には旧社殿での祭事の記録があり古くから盛んな信仰をうけてまいりました。昭和57年に現在の御本殿を造営し、逐次周辺の整備中であります。
通称を大山(おおやま)稲荷と申し上げ、御神徳も大山なすお陰を授かるとされ、相殿に合祀する神々のお陰をも授かり、小を積んで大を為す大神様として、日々参拝者が絶えることが有りません。
平成20年には稲荷総本宮 伏見稲荷大社講務本庁の扱所、21年には支部、22年には教会の指定を受け、ご神威ますます照り輝き、多くの人々の信仰を頂いております。
特殊神事としては、湯立(ゆたて)祭・火焚(ひたきの)祭があります。
境内に立つと瀬戸の内海の鶴島・亀島を臨み、竜神を祀る古代からの信仰を受け継ぐ重ねの岩を臨むことができます。
御祭神
ご祭神 | ご神徳 | |||
しゅさいじん 主祭神 |
うかのもたまのおおかみ 宇迦之御魂の大神 |
(生産の神) | ○ | 稲荷三社明神 |
さだひこのおおかみ 佐田彦の大神 |
(導きの神) | ○ | ||
おおみやのめのおおかみ 大宮能売大神 |
(調和の神) | ○ | ||
たなかおおかみ 田中大神 |
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しのおおかみ 四之大神 |
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あいどののかみ 相殿神 |
おおとしみおやのかみ 大歳御祖神 |
(穀物の神) | ||
おおとこぬしのかみ 大地主神 |
(地主の神) | |||
もとしのかみ 御年神 |
(年の神) | |||
やごころおもいかねのかみ 八意思兼神 |
(知恵の神) |
御神徳
ご祭神を総称して稲荷大神と申します。
稲荷大神は、衣食住の大祖として五穀豊穣・商売繁昌・福徳円満・身体健全・交通安全をもたらす大神様として広く人々の信仰をあつめています。
例大祭
5月 特殊神事
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・湯立祭(願掛け・神占)
・火焚祭(罪業消滅万福招来)
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初午祈願祭
2月初旬
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